農POフィルムは、外側には耐候性、内側には流滴性が備わっています。
そのため展張の際に外側と内側を間違えないよう、
印字が正しく読める側が外側になるように製造されています。
もし印字がない場合、外側内側を正しく展張できず、
内側はハウスフィルムから結露がボタ落ちして作物に病害が発生したり、
外側は雨や雪、ホコリなどがフィルムに付着しやすくなり、
フィルムの寿命が短くなることがございます。
以上、農POフィルムは、機能担保のための製造上の責任において
印字されているということを、ご理解ご了承いただきたいと思います。
例外として、透明度の低いスソ用の農POは、ハウスの屋根に展張することはないため、
表裏の区別をする必要がなく、印字がされていない品種もございます。
また、白色農POフィルムの場合は、印字が内側に施されている場合が多いです。
農業以外の用途でのハウスで、透明農POを展張したハウスの施主さんより、
(見た目がよくないということでしょうか、)
印字が入っていない農POに張り替えてほしい、と言われる事案がありました。
農POは表裏を正しく展張する必要上、必ず印字がされています。
大変申し訳ございませんが、何卒ご理解、ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。