本文へ

ハウスを建てる前の確認事項

ハウスを建てたい!

ハウスを建てて、養液システムを入れてトマトやピーマンを栽培したい!

 

実際にハウスを建設する際に、
確認すべき事項がいくつかございます。

通常地盤

当社の見積もりは、全て「通常地盤にて」の見積もりになります。
通常地盤とは?

舗装されていない、水平な土地で、大きな石等が出ず、
パイプを挿すのに問題がない地盤をさします。

 

砂地ならまず問題はありませんが、川の上流、山奥など、
土中に岩が埋まっている場合が少なからずございます。
石・岩が埋まっていると、パイプが完全に地面に刺さらず、
ハウス建設ができません。
その場合は、地元の建設会社さんに地盤改良をお願いするか、
ハウス施工の際に重機で石・岩を掘り起こし、

取り除く必要があります。

 

通常地盤でない場合は、下の図のような作業を行う必要があります。

別途費用がかかりますことを、何卒ご理解いただきたいと思います。

 

水田跡地のハウス

また、水田の跡地でのハウス建設については、
水はけが悪いため、周囲の溝を深く掘ったり、
ハウス建設部分に砂を別途盛るなどの必要があります。
こちらも地元の建設会社さんに依頼することになり、

別途費用もかかりますので、
何卒ご理解いただきたいと思います。

電気、水

当社の電気配線・水配管の見積もりは、全て「二次側」の見積もりになります。
二次側とは?ハウス内に予め電気・水道が引かれている状態、
つまりハウス内にボックスや配電盤、給水栓がある状態で、
ハウス内のボックスや配電盤から配線、ハウス内の給水栓から配管工事を行います。

 

ハウスまで、自宅から延長コードで電気を持ってこようとすると、

農機具などで損傷しショート・漏電の可能性があります。
また、自宅からホースで水を持ってこようとすると、

やはり農機具などで損傷し水漏れしたり、
冬場は凍結のおそれもあります。

ハウスまで電気・水道を通すには、上記事故防止のほか、
電気・水道メーター設置の都合上、
地元の電力会社や自治体の水道局に、まずはお問い合わせください。

 


水源について、井戸水の場合は鉄分やごみが多く目詰まりするため、
点滴チューブを使用する養液栽培には向きません。
どうしても水道が引けず井戸水を水源にする場合は、水質検査を行った上で、
除鉄機、スクリーンフィルターやディスクフィルターを使用してください。
(除鉄機は高コストで効果も期待通りでない場合が多く、正直おすすめしません。)
予めご理解ご了承くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。